こんにちは。佐藤大樹です。
3月に入ってからというもの、うららかな春の日差しを感じられるようになってまいりました。
そのおかげもあって、我が鼻は久しく通ってる様子がありません。
花粉症まじでつらい。ケルヒャーを鼻腔にぶち込みたい。
そのような状況下で、最近ものすごく恐れていることがあります。
それは、
拉致監禁されて、口をガムテープで塞がれたとき、果たして僕は呼吸できるのか
ということです。

これが先週頭をよぎってからというもの、それは熱心に論文を探しました。
今日はその結果をここに書き記しておこうと思います。
ちなみに、一浪したもののセンター試験の数学は半分も取れなかった私立文系卒の私見なので、正誤を詰めるのは勘弁してください!
鼻はこうして通らなくなる!
アレルギーの原因物質が鼻に入ると、免疫細胞(Th2細胞など)が反応してIgE抗体を作る。この抗体が鼻の粘膜にある肥満細胞と結びつき、再び原因物質が入るとヒスタミンなどの化学物質が放出。ヒスタミンが神経を刺激すると、すぐに、くしゃみや鼻水が出る。さらに数時間後には、別の物質(ロイコトリエン)や白血球の一種が鼻の粘膜を腫れさせ、鼻詰まりを引き起こす。
Recent advances in the management of allergic rhinitis: National Library of Medicine
なんか聞いたことある感じのやつ。免疫の過剰反応的な?
ちなみに「トマトとかバナナとかを食べたら、花粉症がひどくなるで」と、うちのばあちゃんが言ってました。ほんまかいなと思って調べたらちゃんと証明されてた。田舎のばあちゃんの知恵袋おそるべし。
花粉症では花粉に対するIgE抗体が作られ、構造の似た果物のタンパク質にも交差反応する。この誤認識により口腔アレルギー症候群が起こる。
The History and Science of the Major Birch Pollen Allergen Bet v 1: MDPI
鼻の通らなさを定量化してみよう!
鼻の通り(鼻腔の通気性)を客観的に評価する指標には、主に「鼻腔抵抗」と「断面積」の2つ。鼻腔抵抗は、ライノマノメトリー(鼻腔通気度測定)によって測定される。これは鼻を流れる空気の流量と圧力差から算出される数値であり、鼻腔の通気状態を生理学的かつ動的に評価する機能的な指標。一方、断面積は、アコースティックライノメトリー(音響鼻腔計)によって測定される。音波の反射を利用して鼻腔内の各部位の広さを計測するもので、鼻腔の構造を解剖学的かつ静的に評価する指標。これらを定量化する重要性は、主観的な鼻閉感と実際の気流制限が必ずしも一致しない点にある。これらの客観的な指標を用いることで、患者が主観的に感じる「鼻詰まり」の程度を数値で裏付け、診断や治療(手術や薬物療法)の効果を正確に評価できる。ただし、客観的な数値(抵抗など)と主観的な感覚は必ずしも一致しない場合がある。
The History and Science of the Major Birch Pollen Allergen Bet v 1:National Library of Medicine
ザックリ言うと「鼻を通った空気が脱出時にどのくらい加圧されているかで詰まり具合がわかるよね。空気の流量を鼻腔内の断面積に合わせれば個人差を吸収して計測できるよね」ってことだと解釈しました。
これで定量的に鼻が詰まっていることが証明できそうだわ。ありがとう。
鼻通りそうやな〜という期待が絶望に変わる瞬間はゴマンとみてきましたからね。
数字で示すこと大事。
鼻うがいで鼻を通るようにしてみよう!
アレルギー性鼻炎に対する鼻洗浄治療の有効性に関する研究。この研究では、アレルギー性鼻炎患者に対し、さまざまな有効成分を添加した鼻洗浄が鼻症状や生活の質(QoL)に与える影響を比較・評価。その方法として、3,584名の患者を対象に、プラセボと比較したネットワークメタ解析を実施。主要評価項目は、鼻症状スコア(TNSS)、副次評価項目はQoLスコア(RQLQ)。結果は、鼻症状の改善には、レスベラトロール(ブドウやイタドリ等に含まれるポリフェノールで、抗酸化・抗炎症作用を持つ)が最も高い有効性を示し 、次いでブデソニド(強力な抗炎症作用を持つ糖質コルチコステロイドであり、鼻炎治療の第一選択薬)が効果的 。また、QoLの向上においては、シナモン樹皮が最も優れた改善効果を示し、フルチカゾンや水素豊富水も有意な改善を認めた。この結果、レスベラトロールやシナモンなどの植物由来成分を添加した鼻洗浄は、アレルギー性鼻炎の症状緩和とQoL向上に非常に有効な選択肢となり得る。
Efficacy of different nasal irrigation treatments versus placebo in allergic rhinitis: a systematic review and network meta-analysis: frontiers
つまり、私たち花粉症患者は、拉致監禁され、ガムテープで口を塞がれた場合、ブドウの絞り汁と、シナモンのエキスをたらした液を作って、鼻うがいをしたら生き残れるっちゅうことですか。
はは〜ん?さてはゆとり教育世代だな?そんな悠長なこと言ってる場合か。
私たち花粉症患者は、拉致監禁され、ガムテープで口を塞がれたら死ぬことがわかりました。
運良く近くにハナノアを持った今田耕司でもいない限りは。
ちなみにうちのばあちゃんいわく、1日の20枚の大葉を食べれば花粉症はおさまるらしいです。ほんまかいな。



