半導体・液晶製造関連装置の設計から施工までを担う株式会社 ArTechX.ingのブランディング映像。
同社はわが国の重要産業である半導体の製造工程に貢献してきたが、時代の変化に合わせて会社をリニューアルするタイミングで新鮮なクリエイティブを求めてギルギルタウンに制作を依頼した。
クライアントの課題
「『ArTechX.ing』に込められた想いを世界へ」
- 企業が新しくなった雰囲気を表現したい
- 社内外に向けて会社の理念や思想を体現する映像が必要
- 抽象的な概念を、映像で視聴者に伝えたい
同社は「関西プラスチック工業株式会社」から「株式会社 ArTechX.ing」へと社名変更し、企業ロゴも刷新した。
社名には「Art(芸術・感性)」と「Technology(技術)」が融合し、未来へと進み続ける「ing」によって、人間社会を発展させ続ける想いが込められている。その理念を映像に落とし込むことが本プロジェクトの目標となった。
ソリューション
「想像力と技術を、バレエを通して擬人化」
本プロジェクトではあえて機械やハイテクを強調する映像を採用せず、バレエの振り付けに技術の堅実さや、人間の想像力が持つしなやかさを投影した。
- 人間のしなやかさと感性を優美な動きで表現
- 同社の技術が持つ堅実さは直線的な動きで表現
- 映像とナレーションで「人の心を動かす」意義を強調
- 実際の映像を差し込むことで事業との関連性を表現
「技術と想像力がかけ合わさったときに人間のポテンシャルが解放され、イノベーションが生まれる」
というメッセージを映像に込め、技術と人間の感性が不可分であること、その両輪が進んだ先には今よりも人にやさしい世界が待っていることを、迫力よりもしなやかさを強調できるバレエで表現した。
クリエイティブは「抽象的なメッセージを表現する方法として、これぞというものがでてきた」と評価され、視聴者からは、「視聴後に言葉を発するまで”浸る”時間が生まれた」とのコメントが寄せられた。
同クリエイティブは2025年末現在も同社HPに掲載され、ブランドメッセージを社内外に向けて発信し続けている。
制作体制
スタッフ
ECD:佐藤 亮太
C:佐藤 亮太
PM:佐藤 大樹
D:佐藤 亮太
Ed:佐藤 亮太


