自分を知るということ。向き合い、挑戦し、時には諦めるということ。

圓藤 温子

関西学院大学卒業後、地方銀行を経てギルギルタウンに参画。
緻密で精度の高い実務能力と、チームの士気を高めるフォローアップ力を兼ね備える。
専門特化型で個性豊かなメンバーが集うギルギルタウンにおいて、組織の基盤を整え、円滑なプロジェクト進行を支える「縁の下の力持ち」

みなさん、苦手な食べ物はありますか?

私のぶっちぎり1位はしいたけです。

苦手の種類にもいろいろあると思います。

「好きではない」、「この料理ならセーフ」、「選ばないけど出されたらまあ食べられる」など。

しいたけだけは本当にすみません、口に入れることすらできない。

理由は1つ、味です。

しいたけ好きの人からしたら、この味こそが美味しいのに何を言ってるんだという感じでしょうが、私からしたらそちらこそ何を言ってるんだという感じです。

もうね、味の主張が強すぎるんです。

キノコのくせに存在感を出しすぎている。えのきとしめじの謙虚さを見習ってほしい。

なぜ肉まんにあれだけ切り刻んで入れられているのに、餡が全てしいたけかと思うくらい味が強いんですか?

なぜその主張の強さでピーマンと同じ位置で肉詰めが務まると思っているんですか?

もはや匂いでえずけるレベルです。

私のおばあちゃんはよくちらし寿司を作っていたんですね。

近所でも美味しいと評判で、はりきったおばあちゃんは朝早くから1階の台所に立つわけですが、残念ながら具にはしいたけが選抜されていて、干ししいたけを水に戻し、煮るんです。

2階の自室で寝ている高校生の私は、1階の台所から上がってくるしいたけ臭をモーニングコールにえずきながら起床、えずきながら身支度を整え、えずきながら階段を降りて涙目で登校していました。

おかげでバルサンされる虫の気持ちがなんとなく分かります。

ちなみに今も書きながら思い出してちょっとえずいています。

そして奇しくも私は春巻きが大好きなんですが、しいたけが入っているタイプと入っていないタイプがあるんです。

経験上、どちらのタイプなのかは絶妙な確率なので、毎回注文する際は賭けです。

注文前に確認すれば良いだけの話なんですが、違うんです。

しいたけの有無で大好きな春巻きを諦めるのは、春巻きに申し訳ないというか、しいたけに負けたくないというか。

とはいえ、しいたけを敵認定してから長い間食べていなかったので、大人になってから何度か挑戦してみました。

味覚が変わっているかも?と思って食べてみたり、友人の「これはしいたけ感がないよ!」という言葉を信じて食べてみたり、焼きしいたけの匂いは美味しそうと感じて食べてみたり。

全敗でした。やっぱり敵でした。

しいたけから学んだことは、好き嫌いが悪いことではないということです。

大事なのは自分が何が苦手なのかを知り、向き合い、挑戦し、時には諦めるということです。

はい。ということでタイトルからどんな素晴らしい内容なのかと思ったら、しいたけの話でしたね。

しいたけは諦めたので、次は納豆に挑戦してみようと思います。